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2011年10月28日金曜日

死生観 in 福島 133

 さて、スティーブジョブズが亡くなりましたが、
彼は病におかされたとき、いつも死を身近に感じていることは 生きていくうえで
なにか、困難にぶつかったとき、どうしようもないとき、先にあるものは死
なにもかも、亡くなってしまい、どうせ自分の存在はなくなってしまうということで
今日が人生最後の日だと思って過ごそうと毎日考え
大きな困難も乗り越えてきたと
言ったと記憶している。

 今、福島では死は身近なものになっている。
実際はいつ被曝の症状がでるか、誰もわからない。
きっと、官僚は知っているのだと思う
肥田舜太郎さんは、今年の冬から重度の症状がではじめるだろうと。
 
私たち福島県人はいつまで、騙されここに、とどまらなければいけないのだろう。

福島は誰もが死を身近に感じている、のだろうが






2011年10月24日月曜日

ずっと嘘だった、 斉藤和義 風とロック 132











 風とロックはミュージシャンたちの福島へのせめてもの、つぐないだったのかなと今は思う。
線量の高い場所で、屋外でイベントを行い人々を被曝させたことは、許せはしない。
しかし、せめて、福島の人々のために、歌おうという心意気だけは伝わった。

斉藤和義は事故後、すぐに 反原発の歌をセルフカバーで 歌ってくれた。
 非難する人もいたが話題になった。

彼はインタビューで、ミュージシャンみんなが脱原発を宣言して歌をだしてくるものだと思っていたらしい。
しかし、誰も彼に続いてくれなかった。
 彼はひとりぼっちだと言っていた。
自分は、拳をふりあげて先頭に立つタイプではない。
だけど、 歌ってくれた。

彼は決してひとりぼっちではない。
俺たちがついている。
そんな彼を応援したくなった。

忌野清志郎  彼が生きていたら、きっと斉藤和義と一緒に、拳をふりあげて先頭にたってくれただろう。

だけど、病魔は彼を襲い、彼をこの世から 奪ってしまった。

 できることを やろう、 自分にできることを
  
応援の為、私はCDを購入しました。

45STONES  3500円也





 
 

2011年10月13日木曜日

東電倍賞説明会 131

 会社の指示で、東電賠償説明会があると、そのたんびに出席させられます。
毎回、同じだろうと、思っていたのですが。
これが、毎回違うのです。
 何が、違うかは?

東電の説明はどこでも ほぼ一緒なのですが、

 説明会参加者に強く責められるとそのたんびに、 「じゃあ そういう方向で」

なんですかそれ?

 違う会場で、同じ質問をしても質問者が、穏やかな方だと「駄目です」

 はぁ?

 東電は、結局、賠償説明会でもその場しのぎの返答

 あとは、言った言わないの問題で、 きっとそんなことは言ってません。

で、たぶん 終了

 強く責められると意見を曲げるのです。

 あとあと、どうせ、追求されても、 どこかへ移動なりました。
退職しました。
辞めた社員が言ったことなので、わかりかねます。

 なんて、いわれて終了でしょう!

 くそったれだ、いつまでたっても 東京電力





2011年10月1日土曜日

嘘つく島 ふくしま 126

豚、桃、ブルーベリー…市民団体調査でセシウム検出続出 福島県発表「不検出」の嘘
朝倉創
05:52 08/10 2011
 
http://www.mynewsjapan.com/reports/1474

市民放射能測定所という市民団体が測定した数値では、日本政府の基準値以下とはいえ、セシウムが続々と検出されている(出典:市民放射能測定所 -測定結果より)

 マスコミでは牛肉だけが騒がれているが、論理的に考えて豚や野菜などあらゆるものが汚染されているはずだ。宮城県産の牛乳から13.5ベクレル/kgの放射性セシウムが検出されたのを確認して以来、被爆地一帯産の食品が気になり調べていると、福島の市民団体「市民放射能測定所」が検査した多くの食品から放射性物質が検出されていることが分かった。一方で、同日の福島県による測定結果では「ND」(不検出)とされるが、実はNDは不検出ではなく、役人用語で8ベクレル以下をNDとするといったトリックが隠されており、検出された数値は非開示だという。このような行政情報を信じるのか、「放射能汚染を心配する母親に情報を伝える」目的で発足した市民団体の調査を信じるか。生活者としてのリテラシーが問われている。
【Digest】
◇福島の市民団体調査で、ほとんどの食品からセシウム検出
◇検出値を公表する厚労省「福島県での測定方法は把握せず」
◇福島県所有の測定器は6台だけ
◇放射線値測定の問題点
◇梱包のまま12秒で放射能測定する富士電機製品
◇福島の市民団体調査で、ほとんどの食品からセシウム検出
 宮城県産の牛乳から13.5ベクレル/kgの放射性セシウムが検出されたことを確認して以来、福島県をはじめとした被爆地の食料品が気になり、調べている。すると福島市の市民団体「市民放射能測定所」が検査した多くの食品から、放射能物質が検出されていることが分かった。写真1のデータは、7月21~23日に測定された結果の一部である。

 データを見ると、野菜の種類によって大きな差がある。特に高いのは、桃とブルーベリーで、ともに100ベクレル/kgを上回っている。逆に低いのは、タマネギ。キュウリやナスも、思ったほど高くはない。ジャガイモはばらつきがあり、これは取れた場所によるものだろう。同じ福島市内でも、雨の降り方次第でセシウムの付着量は違ってくる。

 気になる豚肉は、宮城県産のものが73ベクレル/kgで、福島産は50ベクレル/kg前後。これらは、野菜も含めて、皮をむいて刻んで食べられる状態にしての結果である。

 最近のデータでは、8月4日に福島市で持ち込まれた食品が100品。そのうち22の品目が、検出限界である20ベクレル/kg以下であったが、残りの78品、つまり78%の食品からは、セシウムが検出されている。

 この測定をしている市民放射能測定所は、震災後に放射能汚染を心配する母親に情報を伝える目的で発足した市民団体である。日本全国47都道府県に市民測定所を設けようという「測定器47台プロジェクト」の第一弾として、フランスの民間の放射能調査団体「CRIIRAD」の協力を得て、福島市に設立されたものだ。

 CRIIRADという調査団体は、すでに世界的にもかなりの名声を得ているNGOであり、放射能汚染と原子力に関する危険性について調査し、市民へ情報提供することを目的とした独立系の団体である。
 所長のブルーノ・シャレイロン氏が「チェルノブイリ原発の放射能について、フランス政府がウソをついたからだ」(以下ビデオより)と発言していることからも分かるように、この測定機関は、国からも、産業団体や政党からも、完全に独立している。それが可能となるのは、約5千人もの市民が、財政的な支援をしているからである。また、所長自身が放射能の測定についてレクチャーしている姿を日本語字幕でも見ることができるが、放射能測定については、実績と自信を持っているようである。

→参照:フランスのNGO クリラッド(CRIIRAD)が、日本向けに作成した放射能測定方法に関するレクチャービデオ 日本語字幕をつき

 クリラッドの他にも市民放射能測定所にはドイツ放射線防護協会をはじめ、小出裕章(京都大学原子炉実験所)、崎山比早子(高木学校・医学博士)、高野雅夫(名古屋大学准教授)、広河隆一氏責任編集による『DAYS JAPAN』などが市民放射能測定所に協力や賛同をしている。何より、県や国の言うことを信用できるのか?と懐疑的に思っている市民が欲している情報を提供している点が評価できる。比較する為にも、データは行政発信のもの1つだけではない方が良い。どちらを信用するかは、読者次第だ。

→参照:市民放射能測定所 食品別測定結果


市民放射能測定所が測定で使っているベクレルモニター。皮を剥いて食べられる状態で測るのは行政側の測定方法と一緒だが、数値は異なる。
 測定に使われる機器はドイツ製で、BERTHOLD TECHNOLOGIES社の「ベクレル・モニター LB200 ヨウ化ナトリウム・シンチレーター」という機械(写真は画像2参照).....この続きの文章、および全ての拡大画像は、会員のみに提供されております。




福島県が測定し厚生労働省や農林水産省のHPから見られる測定結果。ほとんどの食品が不検出となっているが…

富士電機が発売する梱包のまま12秒で放射能を測定可能な食品放射能測定システム
 



宮城県で製造されたセシウム入り牛乳が店頭に 明治乳業と雪印メグミルクに要注意